【特報９月13日付】
国産初の手術ロボット専用の洗浄ホルダを発売
サクラ精機　メディカロイドの検証受けた国産初製品

　サクラ精機は９月11日、国産初の手術支援ロボット「ｈｉｎｏｔｏｒｉ　サージカルロボットシステム」に接続して使用する手術器具を洗浄するための「専用洗浄ホルダ」の販売を開始した。･･･

高速炉「常陽」の再稼働　茨城県など了承
医療用ラジオアイソトープの国産化に期待

　林芳正官房長官は９月６日の閣議後会見で、医療用ラジオアイソトープの研究開発で期待される高速実験炉「常陽」の再稼働について、「地元自治体（茨城県、大洗町）から、本日、日本原子力研究開発機構に対し、再稼働に向けた取り組みを進めていくことで了解を得られたと聞いている」･･･

インフル診断補助のＡＩ「ノドカ」に活用余地
アイリス沖山氏　喉の病気数百「支援できる」

　アイリスの沖山翔代表取締役は９月３日、経済産業省、厚生労働省などが主催する「ＳａＭＤ産学官連携フォーラム」に演者として登壇し、インフルエンザウイルス感染症の“診断補助”に用いる、ＡＩ搭載の咽頭内視鏡システム「ｎｏｄｏｃａ」について、「医師が喉を見て判別する数百の病気をＡＩで補てん、支援したりできると思っている」･･･

リードレスペースメーカ「心房への留置」が可能に
機器部会　アボット社製品の一変承認を了承

　薬事審議会「医療機器・体外診断薬部会」は９月６日、アボットメディカルジャパンのリードレスペースメーカ「アヴェイルＬＰ（リードレスペースメーカ）」について、右心房への留置を可能とする一部変更承認申請を認めることを了承した。･･･

ボストンの新たな心筋焼灼カテ「使用成績評価は４年」
機器部会　適応症は「発作性」のみ

　９月６日開催の医療機器・体外診断薬部会では、パルスフィールドアブレーションと呼ばれる新たな心筋焼灼用の「ＦＡＲＡＷＡＶＥカテーテル」「ＦＡＲＡＳＴＡＲ コンソール」（ボストン・サイエンティフィックジャパン）の使用成績評価の可否も審議し、原案通り了承した。･･･

メドトロニックも新たな心筋焼灼カテを発売
周辺組織のダメージ低減に期待感

　日本メドトロニックは９月２日、心筋組織を選択的に焼灼（アブレーション）できるとされる、新しい作用機序のカテーテル「ＰｕｌｓｅＳｅｌｅｃｔ　ＰＦＡ　Ｌｏｏｐカテーテル」が、今月１日付で保険適用されたと発表した。･･･

冠動脈形成術のガイドワイヤーで新製品
テルモ　先端部を軽量化「安全性と操作性」追求

　テルモはこのほど、経皮的冠動脈形成術（ＰＴＣＡ）用のガイドワイヤー「Ｒｕｎｔｈｒｏｕｇｈ　ＮＳ　Ｉｚａｎａｉ」の国内販売を開始したと発表した。･･･

大腸内視鏡の病変検出支援がＦＤＡ認可取得
クラウドベースでオリンパスグループとして初

　オリンパスは米国現地時間９月５日、大腸内視鏡検査での病変疑い部位をＡＩを使って検出する内視鏡画像のコンピュータ支援検出（ＣＡＤｅ）システム「ＣＡＤＤＩＥ」が、米ＦＤＡから５１０Ｋ認可を取得したと発表した。【写真＝内視鏡検査イメージ画像（オリンパス提供）】･･･

【特報９月６日付】
国産初の手術支援ロボットがマレーシアで承認取得
メディカロイド「ｈｉｎｏｔｏｒｉ」海外展開に本腰

　シスメックスと川崎重工の合弁会社メディカロイドは９月４日、手術支援ロボット「ｈｉｎｏｔｏｒｉサージカルロボットシステム」について、マレーシアの医療機器局から製造販売承認を取得したと発表した。･･･

【特報ＰＲ・９月５日付】
福島県が“20年連続”で医療機器展示会
「メディカルクリエーションふくしま2024」開催
全国各地から250超のメーカー、大学などが集結！

　福島県主催の医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま2024」が９月27日（金）、28日（土）の両日、同県郡山市にある複合コンベンション施設「ビックパレットふくしま」で開かれる【バナー参照（ＰＣ＝左上、スマホ＝下部）】。今回は20周年記念（初回は05年）。力の入れ具合いもひとしおだ。初日のオープニングセミナー「今こそ、日本のものづくりの技術力が医療機器産業を押し上げる」には、産官学の代表者が登壇。医療機器産業の活性化に向け「新たな挑戦」を展望する。また、医療現場からのニーズ発表、大学やスタートアップ企業との協業の仕方、アイデアコンテストなどなど医療機器メーカーの「ものづくり技術」に役立つイベントも目白押し。全国から250を超えるメーカー、大学、支援機関が出展する。･･･

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